研究活動

共同研究

文学研究科・文学部においては、構成員を中心としていくつかの共同研究が常時実施されています。

実施中

方言研究・教育センターの構築
方言に関する総合的な研究・教育拠点「東北大学方言研究センター」を立ち上げるとともに、調査資料のデータベース化・公開などにより、学生・院生の教育と社会的な貢献に寄与することをめざしました。詳しくは、このプロジェクトのウェブサイトをご参照ください。

終了したもの

21世紀の支倉常長プロジェクト ー 新しい知のインターフェイスとしての日本学
平成28年5月から平成29年3月まで活動しました。その目的は、東北大学とヨーロッパを結ぶ「日本学」学術ネットワークを形成し、ヨーロッパ各国から多数の研究者を招聘し、知の創成の現場を共通の体験として共有することにありました。詳しくは、「知のフォーラム」サイトをご覧ください。
グローバルCOEプログラム「社会階層と不平等教育研究拠点」
平成15~19年度に社会科学分野の21世紀COEプログラムとして活動しました。平成20年度には、グローバルCOEに採択され、更なる研究が行われました。詳しくは「社会階層と不平等教育研究拠点」サイトをご参照ください。
プロジェクト研究《医療システムと倫理》
日本学術振興会「人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業」の一環として、平成15年12月10日に同会から研究を委託され、清水哲郎教授をプロジェクト・リーダーとして行われました。詳しくは、このプロジェクトのウェブサイトをご参照ください。
東北大学歴史資源アーカイヴの構築と社会的メディア化
平成16年度東北大学教育研究共同プロジェクトとして、松本宣郎教授を研究代表者として実施されました。詳しくは、このプロジェクトのウェブサイトをご参照ください。
人間の視覚、聴覚、言語能力の研究プロジェクト
人間の情報処理(視覚、聴覚、言語、記憶、学習、意欲、感情など)の性質を多様な観点から環学的に研究し、その成果を教育や福祉、医療などの現場に還元することによって、人に優しいより良い社会の創造に貢献することを目的としました。
人間の21世紀的Well-being研究プロジェクト
《Well-beingとは何か》という問いを、ヨーロッパの伝統的な哲学・倫理思想の文脈において考察するとともに、現代の高度科学技術・産業社会における、医療現場、男女共同参画問題、そして農村の変容等の問題領域に即して研究を推進しました。
越境の詩学研究センター
従来の文学研究では個々の研究者の独立性が強かったため、既存の学問領域を越えて拡大を続ける文学・文化研究の状況に対応しきれなくなっているという認識のもとに、研究者相互のコミュニケーションをはかるとともに、共同研究課題を設定して研究を遂行することにより、新たな文学研究創造の可能性を追求するための組織です。詳しくは、このプロジェクトのウェブサイトをご参照ください。

学術刊行物

文学研究科では、出版企画委員会を設けて、文学研究科における研究の成果を、さまざまな読者を対象に図書として刊行しています。

また、文学研究科・文学部では以下の雑誌の定期刊行を行っています。

  • 『東北大学文学研究科研究年報』(昭和25年創刊:年一回発行)
  • 『東北文化研究室紀要』(昭和34年創刊:年一回発行)
  • 『文化』(昭和8創刊:年二回発行)

各講座・専攻分野等でも研究室単位あるいは研究室に事務局等のある学会単位で多数の学術誌を刊行しています。これらの学術誌の多くは、本研究科以外の研究者に対してわれわれの研究成果を発信する媒体ともなっており、各学問分野の研究推進に多大な貢献をしています。

調査・実験倫理委員会
(調査/実験実施許可申請)

文学研究科は調査・実験倫理委員会を設けて、人間を対象とした調査・実験が、倫理的、社会的に適正に行われるよう努めています。

個人研究など

各研究室や教員等の研究活動については、以下のページにその概要が記されています。詳細はそこからリンクされている各個人または各研究室のサイトをご覧ください。

東北文化研究室

文学研究科には東北文化研究室が付設されており、歴史学、文学、社会科学などの諸分野が参加し、東北地方を対象とした学際的・総合的研究を推進しています。東北地方に関するエアリア・スタディーズの中核的研究センターとしての本研究室の成果は、毎年一回公開で開催される講演会および年一回刊行の『東北文化研究室紀要』において発表されています。