『日本思想史研究』
日本思想史学に関する我が国最初の学術誌であり、1967年に発刊された。同誌には研究室の教官・院生が論文を載せている。
目次
第43号(2011年3月)
| 論文 |
| 『神皇正統記』における世数表記についての考察 |
松山和裕 |
| 大正初期における与謝野晶子の国民意識――母性保護論争前史として―― |
小嶋翔 |
| 法然房源空の思想形成過程――その凡夫意識と自行意識について―― |
森新之介 |
| 新渡戸稲造の神道観 |
アントニウス・プジョ |
| 日本ナショナリズムと旧藩――「津軽」と「南部」を中心に―― |
鈴木啓孝 |
| 日本思想史学研究室彙報 |
第42号(2010年3月)
| 論文 |
| 神道(ジンドウ)と神道(しんとう)の成立についての比較考察 |
マーク・テーウェン(著)
ニネッテ・幸子・ぺーチュ(訳)
森新之介(訳) |
| 「ニライ・カナイ」はどこにあるか――
『おもろさうし』に見る琉球の他界観―― |
直井正太 |
| 退渓学の国際的研究動向考察――日本における退渓学への関心を中心として―― |
成海俊 |
| 徳川期における秀吉像の変遷 |
ニネッテ・幸子・ペーチュ |
| 〈日本仏教〉の誕生――村上専精とその学問的営為を中心に―― |
オリオン・クラウタウ |
| 日本思想史学研究室彙報 |
第41号合同研究会特集号(2009年3月)
| 合同研究会論文 |
| 序 |
佐藤弘夫 |
| 古代王権と法 |
宮地明子 |
| 新井白石の貨幣論――中期幕藩制における貨幣危機と「国家」構想―― |
近藤萌美 |
| 本居宣長の和歌論――「ツタナクシドケナキ」人間観の形成と発展―― |
渡辺清恵 |
| 初期宣長論――『排蘆小船』と『石上私淑言』をつなぐもの―― |
和久井洋子 |
| 明治維新において長州藩が勝利し会津藩が敗北した要因について――意思決定方法の比較から―― |
村上由佳 |
| 近代公園思想の二つの水脈――円居の楽、一弛の楽 |
上安祥子 |
| 翻訳 |
| スーザン・L.バーンズ『国家以前―近世日本における国学と共同体(コミュニティ)の表象―』 |
大川真
和久井洋子 |
| 澤田ジャニーン「幕末における宗教的対立――禅師今北洪川と儒者東澤瀉――」 |
桐原健真
オリオン・クラウタウ |
| 論文 |
| 摂関院政期における歴史思想――末代観と末法思想の比較を通して―― |
森新之介 |
| 柳田民俗学の根底に流れるもの――「山人」の語を手掛かりとして―― |
油座圭祐 |
| 翻刻 |
| 村岡典嗣『古事記序文講義』 |
中嶋英介
本村昌文 |
| 日本思想史学研究室彙報 |
第40号石田一良先生追悼(2008年3月)
| 序 | 佐藤弘夫 |
| 「天の生せる才」逝く―石田一良先生追悼― | 玉懸博之 |
| 『文化史学 理論と方法』から何を学ぶか | 前田勉 |
| 「歴史的感覚」の復権 | 片岡龍 |
| 摂関院政期貴族社会における末代観――災異思想や運命論との関連から―― | 森新之介 |
| 極楽へ導く地蔵――中世前期の他界観と地蔵の救済機能―― | 菊池宏一郎 |
| 新井白石の政治思想と徳川政治体制 | 水林翔 |
| 「外夷の法」――吉田松陰と白旗 | 桐原健真 |
| 荻生茂博著『近代・アジア・陽明学』 | 大川真 |
第39号(2007年3月)
| 『翁問答』と『何物語』―その仏教批判と死生観― | 本村昌文 |
| 頼山陽における政治なるもの | 大川真 |
| 【翻訳】ベルナール・フォール「禅宗史の再考」 | ジョナサン・モリス
和久井洋子
和田有希子 |
第38号(2006年3月)
| 三宅尚斎の「末疏」批判――「明明徳」解釈をめぐって―― | 本村昌文 |
| 田中耕太郎の改宗――内村との訣別と「他者」―― | 森川多聞 |
| 三井甲之「蓑田胸喜君の霊にさゝぐるのりと」――翻刻と解題―― |
昆野伸幸 |
| 村岡典嗣年譜(四) | 池上隆史 |
| (書評)伊藤雄志著『ナショナリズムと歴史論争――山路愛山とその時代』 | 鈴木啓孝 |
第37号(2005年3月)
| 林羅山の歴史思想――その日本歴史の像をめぐって―― | 玉懸博之 |
| 松永尺五の死生観 | 本村昌文 |
| 荻生徂徠における「安天下」の一側面 | 楊小江 |
| 村岡典嗣年譜(三) | 池上隆史 |
第36号(2004年3月)
| 序(佐藤弘夫) |
| 吉田忠教授略歴 |
| 吉田忠教授業績目録 |
| 志筑忠雄の心遊術 | 吉田忠 |
| 近世王権論研究の新たな視座―文武論をてがかりとして― | 大川真 |
| 朱子学者の虚像―四十代の徂徠― | 楊小江 |
| 正名と尚武―山県大弐と松宮観山の論争についての再検討― | 高橋禎雄 |
| 民法典論争とその時代―民法典論争を見直す― | 石澤理如 |
| 「普遍的な論理」をめぐって―和辻論理学と保田與重郎の近代批判― | 先崎彰容 |
| 日本思想史學関係研究文献要目(2000年) |
第35号(2003年3月)
| 鑑真門流における天台止観受容の背景−聖武・考謙治世下における華厳信仰・聖徳太子信仰をめぐって | 冨樫進 |
| 赤穂浪士による討入り正当化の論理−急進派の喧嘩観を中心に | 中嶋英介 |
| 平田篤胤の他界観−『仙境異聞』を中心に | 岩松宏典 |
| 村岡典嗣年譜(二) | 池上隆史 |
| 未公開『信州諏訪大明神御本地由来記』−翻刻と考察 | 鈴木三恵 |
第34号(2002年3月)
| 江戸前期における朱子学の受容と変容−仮名草子の仏教批判をめぐって | 本村昌文 |
| 昭和期における平泉澄の「日本人」論 | 昆野伸幸 |
| 村岡典嗣年譜(一) | 池上隆史 |
| 小野隆庵『飛鳥館書籍記(文化五年)』・『飛鳥山館蔵書目録』ー翻刻と解説 | 高橋章則 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1999年) |
第33号玉懸博之教授退官記念(2001年3月)
| 序(佐藤弘夫) |
| 玉懸博之教授略歴 |
| 玉懸博之教授業績目録 |
| 林羅山における「普遍」と「個別」─その神道思想をめぐって〔前編〕 | 玉懸博之 |
| 無住道暁の神仏関係論 | 和田有希子 |
| 運命観の変容─延慶本『平家物語』と『源平盛衰記』をめぐって | 岩井千恵子 |
| 『学蔀通辨』の中国、朝鮮、日本における伝播事情をめぐって | 龔頴 |
| 『堪忍記』の思想―『明心宝鑑』からの引用を中心に | 成海俊 |
| 頼山陽における史論の意義―「経学」と「史学」との関連をめぐって | 玉田典子 |
| 吉田松陰における「忠誠」の転回―幕末維新期における「家国」秩序の超克 | 桐原健真 |
| 吉田松陰の「人間観」の形成と孟子の「性善説」 | 郭連友 |
| 吉田三郎の〈皇国史観〉批判 | 昆野伸幸 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1998年) |
第31号(1999年3月)
| 中世における法相の禅受容−貞慶から良遍へ、日本唯識の跳躍 | 西村玲 |
| 林羅山文学論の一考察−道文関係論をめぐる林羅山と朱子の比較研究 | 龔穎 |
| 室鳩巣と朱子学・享保改革−科挙導入反対論を中心に | 中村安宏 |
| 書評・揖斐高『江戸詩歌論』 | 畑中健二 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1996年) |
第29号(1997年3月)
| 林羅山の孫呉兵法観−朱子・南宋事功派との比較を通して | 龔穎 |
| 大田錦城の「善」−日本考証学と善書的世界の接点 | 福井佐枝子 |
| 鶴峯戊申の観念的文法と究理学 | 畑中健二 |
| 書評・前田勉著『近世日本の儒学と兵学』 | 中村安宏 高橋禎雄 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1994年) |
第28号(1996年3月)
| 心敬における「空」と「無常」 | 菅基久子 |
| 北條流三伝口訣考−松宮観山論序説 | 高橋禎雄 |
| 佐藤一斎の教化論の展開−「言志四録」を読み解きながら | 中村安宏 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1993年) |
第27号(1995年3月)
| 山鹿素行の歴史思想−その歴史的世界と日本歴史の像 | 玉懸博之 |
| 『明心宝鑑』が日本文学に与えた影響−とくに小瀬甫庵の『明意宝鑑』との関連をめぐって | 成海俊 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1992年) |
第26号(1994年3月)
| 賀茂規清の「合理」主義−流罪後の神話・民俗・口碑の解釈の分析を通して | 末永恵子 |
| 幕府儒者・河田迪斎の思想的位置 | 中村安宏 |
| 西大寺叡尊関連年譜(三) | 吉原健雄 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1991年) |
第25号(1993年3月)
| 『言志耋録』の成立過程−幕府儒者・佐藤一斎の位置 | 中村安宏 |
| 西大寺叡尊関連年譜(二) | 吉原健雄 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1990年) |
第24号(1992年3月)
| 西行における「花」の位相 | 菅基久子 |
| 西大寺叡尊関連年譜(一) | 吉原健雄 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1989年) |
第23号(1991年3月)
| 『諏訪大明神画詞』試論−殺生観をめぐって | 吉原健雄 |
| 佐藤一斎の「公平之心」 | 中村安宏 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1988年) |
第22号(1990年3月)
| 心敬の相即論−連歌・連歌論と本覚思想の関連に着目して | 菅基久子 |
| 玄旨帰命壇と本覚思想−摩多羅神を手がかりに | 曽根原理 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1987年) |
第21号(1989年3月)
| 近世後期の歴史学と林述斎 | 高橋章則 |
| 史料紹介・佐藤一斎の講釈用『大学』書入 | 中村安宏 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1986年) |
第20号(1988年3月)
| 色世界と「眼」−心敬連歌の根底にあるもの | 菅基久子 |
| 『東照大権現縁起』の思想 | 曽根原理 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1985年) |
第19号(1987年3月)
| 藤田幽谷の経世思想−農政改革と価値意識 | 八木清治 |
| 『新論』の尊王攘夷思想−その術策性をめぐって | 前田勉 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1984年) |
第18号(1986年3月)
| 赤穂事件と佐藤直方の「理」 | 田尻祐一郎 |
| 宮城県図書館伊達文庫蔵林鵞峰撰「本朝通鑑編輯始末」−解説と翻刻 | 高橋章則 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1983年) |
第17号(1985年3月)
| 親鸞と曇鸞・聖徳太子 | 市川浩史 |
| 新井白石の鬼神論と「大化改新」論 | 高橋章則 |
| 反徂徠学者松宮観山 | 前田勉 |
| 大塩中斎の思想的位置−「猖狂」批判及び朱王の関係をめぐって | 荻生茂博 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1982年) |
第16号(1984年3月)
| 「上古封建」論と国学−近世史学思想史の一断面 | 高橋章則 |
| 横井小楠の「仁」 | 八木清治 |
| 八太舟三の無政府共産主義−反マルクス主義原理の構成 | 岡崎正道 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1981年) |
第15号(1983年3月)
| 親鸞の如来等同思想について | 市川浩史 |
| 絅斎・強斎と『文公家礼』 | 田尻祐一郎 |
| 吉田松陰の士道論と民本思想 | 岡崎正道 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1980年) |
第14号(1982年3月)
| 新嘗祭班幣の成立 | 黒崎輝人 |
| 音楽・神主と徂徠学−藪慎菴・安積澹泊との往復書簡をめぐって | 田尻祐一郎 |
| 北一輝の国家改造論 | 岡崎正道 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1979年) |
第13号(1981年3月)
| 前期水戸史学の歴史思想の一側面−栗山潛鋒の歴史思想 | 玉懸博之 |
| 親鸞の罪悪思想−「唯除五逆・誹謗正法」の解釈をめぐって | 市川浩史 |
| 相嘗祭班幣の成立 | 黒崎輝人 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1978年) |
第12号(1980年3月)
| 頼山陽の歴史思想 | 玉懸博之 |
| 吉田松陰の革命思想 | 岡崎正道 |
| 中古物語文芸における宿世思想の展開−「宿世の文脈」を手がかりとして | 佐藤勢紀子 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1977年) |
第11号(1979年3月)
| 大嘗祭試論−「親供儀礼」における神と王 | 黒崎輝人 |
| 徂徠学の礼楽観 | 田尻祐一郎 |
| 海保青陵と徂徠学−『文法披雲』に着眼して | 八木清治 |
| 佐久間象山の思想−天保期をめぐって | 磯原眞行 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1976年) |
第10号(1978年3月)
| 熊沢蕃山の経世済民の思想−その基本的構成と社会的機能 | 佐久間正 |
| 初期日蓮の国家観−鎌倉旧仏教との比較において | 佐藤弘夫 |
| 月次祭試論−神今食の成立を巡って | 黒崎輝人 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1975年) |
第9号石田一良教授退官記念(1977年3月)
| 序(玉懸博之) |
| 石田一良教授略歴 |
| 石田一良教授著作目録 |
| 織田信長とキリスト教−『耶蘇会士日本通信』『耶蘇会年報』読後忘備論稿 | 石田一良 |
| 時処位論の展開−藤樹から蕃山へ | 佐久間正 |
| 仙台藩赤子養育仕法の思想史的研究−中間層の養育観の思想的役割について | 好見眞理子 |
| 明治十年代におけるキリスト教の弁証−山崎為徳『天地大原因論』から植村正久『真理一斑』へ | 田代和久 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1974年) |
第8号大内三郎教授退官記念(1976年3月)
| 日本キリスト教思想史上における神把握の問題−世界創造の唯一神を中心にして | 大内三郎 |
| 初期宣長論 | 高橋博巳 |
| 山崎闇斎論−その政治思想史的意義 | 諏江康夫 |
| 室町政権の確立・完成と政治思想−足利義満治世期をめぐって | 玉懸博之 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1973年) |
第7号(1975年3月)
| 植村正久における神学思想 | 田代和久 |
| 延徳密奏事件の一考察−「光物」との関連において | 高橋美由紀 |
| 最澄の菩薩思想 | 八重樫直比古 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1971、72年) |
第6号(1972年12月)
| 加藤弘之の後期思想−近代日本に於ける「儒教」の運命 | 渡辺和靖 |
| 都市教会存立の思想的背景−植村正久の場合 | 田代和久 |
| 神道五部書と本地垂迹思想 | 高橋美由紀 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1970年) |
第5号(1971年5月)
| 日本キリスト教史の時期区分の問題−Ch.W.Iglehart:A Century of Protestant Christianity in Japan.1959.によせて | 大内三郎 |
| 加藤弘之の所謂「転向」−その思想史的位置付け | 渡辺和靖 |
| 徂徠学における<詩>について | 高橋博巳 |
| 日蓮の歴史観−その承久の乱に対する論評をめぐって | 玉懸博之 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1969年) |
第4号(1970年8月)
| 明治の精神 | 石田一良 |
| 『天正記』から『太閤記』へ−近世的歴史観の発生 | 玉懸博之 |
| 植村正久における「キリスト教」と「武士道」−初期プロテスタント『福音』理解の一典型 | 田代和久 |
| 加藤弘之の初期思想−西洋的政治原理と儒教 | 渡辺和靖 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1968年) |
第3号(1969年3月)
| 『読史余論』の歴史観 | 玉懸博之 |
| 林子平の思想史的研究−徂徠兵学・蘭学との連関を中心に | 藤原暹 |
| 時衆の思想史的研究−その時間論を中心として | 奥山春雄 |
| 江戸時代中期における天の思想−新井白石の天観をめぐって | 石毛忠 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1967年) |
第2号(1968年2月)
| 鶴峯戊申の「究理学」と「開国論」 | 藤原暹 |
| 江戸時代初期における天の思想 | 石毛忠 |
| 原教行信証の成立−元仁元年問題の史料科学的研究 | 古田武彦 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1966年) |
創刊号(1967年3月)
| 発刊の辞(石田一良) |
| 南北朝時代における天の思想−『梅松論』をめぐって | 石毛忠 |
| 『方丈記』の境涯と無常観 | 大塚智 |
| 『神皇正統記』の歴史観 | 玉懸博之 |
| 司馬江漢の思想−その実用主義と虚無主義 | 藤原暹 |
| 日本思想史学関係研究文献要目(1965年) |
最終更新日:2008/04/08