東北大学市民オープンキャンパス
紅葉の賀 俳句受賞者

令和6年度(2024年度)

渡辺誠一郎賞

第一席 風の色六百六十六種の葉 川名まこと(仙台市)
第二席 紅葉の賀抜けて古道の蒙古の碑 及川ななを(登米市)
第三席 青空や芒の骨の透けてをり 遠藤史都(大崎市)

東北大学文学研究科長賞(長谷川冬虹選)

第一席 朴落葉手紙のやうに吾の手に うにがわえりも(山形市)
第二席 政宗の杉の年輪小鳥来る 玉井瑛子(仙台市)
第三席 紅葉の賀抜けて古道の蒙古の碑 及川ななを(登米市)

令和5年度(2023年度)

渡辺誠一郎賞

第一席 陽の増せる奥の翳りのひやひやと 柴田和枝
第二席 しばらくは菊の香茶の香聞く中に 及川ななを
第三席 木の実落つ木の実を食べていた記憶 黒河内玉枝

東北大学文学研究科長賞(野家啓一選)

第一席 木の実落つ木の実を食べていた記憶 黒河内玉枝
第二席 くぬぎの実大樹の下に猪の跡 東ヶ崎祐一
第三席 *授賞された方と連絡がとれていないため、掲載しておりません。

令和4年度(2022年度)

中原道夫特選

第一席 一苑に枯を進むる日のぬくみ 浅川芳直
第二席 松ぼっくりこの世にひとりかもしれず 坂下遊馬
第三席 山茶花散る一片づつに香の名残 平山北舟
オンライン部門 つやつやとどんぐりのつやねむき眼に 藤橋さやか
オンライン部門 一束の荒縄にほふ冬支度 木本隆行
オンライン部門 減反やハローワークに行く案山子 すゞき素宇