教員のよこがお

助教 洪 惠媛 HONG Hyewon

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 日本学専攻
  • 日本歴史学講座
  • 考古学分野

「モノ」を通して
「ヒト」を考える

考古学は文字通りに昔(古い)の物を考える学問です。しかし、その中に込められている最も大事な前提 は「人」が関わることです。つまり、考古学は昔の「ヒト」を「モノ」を通して研究する学問だと言えます。ただ、昔のモノを通して当時のヒトや文化を解釈するのは簡単ではありません。そのため、考古学研究には様々な方法論が必要で、他学問との連携や広い分野への関心が必要となります。言い変えれば、いろんなアプローチで研究できる楽しさもあります。私はその中で人類学的観点からのアプローチで研究を進めています。このような考古学的研究 は文化遺産をどう保存・活用できるのかという領域まで広がります。このような公共考古学(Public Archaeology)の領域は実際の博物館や遺跡活用、教育、社会貢献にも繋がるので、考古学としても大事な一分野です。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    考古学基礎購読。(考古学実習、考古学研究実習、考古学演習、考古学研究演習の補助)
    略歴
    [韓国] 漢陽大学校日語日文学科・文化人類学科卒業、[韓国] 漢陽大学校大学院文化人類学(考古学専攻)修士課程修了、[韓国] 漢陽大学校文化財研究所研究員、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了、東北大学研究助手を経て2018年10月より現職。
    学位
    博士(文学)
    研究分野
    先史考古学、旧石器考古学、Public Archaeology(公共考古学)
    研究課題
    考古学における人類学的視点からのアプローチ、日本列島と韓半島の比較研究、前・中期旧石器時代から後期旧石器時代への移行、後期旧石器時代前半期、石器の使用痕
    研究キーワード
    旧石器、東アジア、石器の使用痕、韓半島
    所属学会等
    日本旧石器学会、宮城県考古学会、韓国旧石器学会
  • 主要著書
    洪惠媛2018「東北地方における後期旧石器時代前半期石器群の再考-福島県笹山原No.16遺跡出土の基部加工石器を中心に-」『東北日本の旧石器時代』pp.289-303, 六一書房
    Hong, H. 2018 Rethinking the Early Upper Paleolithic Industries in the Northeastern part of the Japanese Archipelago ; Base retouched tools and Transformation in Flaking Concept. Journal of the Korean Paleolithic Society 38, pp. 43-68.
    洪惠媛 2017「韓半島の前・中期旧石器」『第31回東北日本の旧石器文化を語る会予稿集』pp.88-97.
    洪惠媛 2016「韓半島・臨津−漢灘江流域初期旧石器遺跡出土のコニカル・バイコニカルコア(Conical-Biconical core)研究」『旧石器考古学』81, pp.59-74.