教員のよこがお

教授 足達 薫 ADACHI Kaoru

所属

見ることが好きなあなたにうってつけの学問、
それが美術史

小さな頃から漫画やアニメや映画のような楽しい「見せもの」が大好きでした。が、いつしか、作る才能は自分にはない、趣味として楽しむしかないんだろうな、と思っていました。ところが東北大学に入学したら、なんと美術史学というイメージを楽しむことができる学問があるではありませんか。もちろん飛びつきました。美術史学では作品を見るだけではなく、苦しいこと(難しい外国語文献の読解とか…)もありますが、世界各地に出かけて作品を見ることが実に楽しい仕事になります。進路の道に迷った皆様、こういう学問と生き方もあるので、おすすめ!

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    美学・西洋美術史(基礎講読、概論、各論、演習)
    略歴
    当研究室で卒論を書き、大学院に進みました。博士課程在学中にはイタリア政府給費生としてローマ大学「ラ・サピエンツァ」に留学しました。その後、東北大学文学部助手、弘前大学人文学部(のち人文社会科学部)をへて、2019年秋に戻ってきました。
    学位
    博士(文学)
    研究分野
    イタリア美術史
    研究課題
    美術における視覚的パラドックス:特に16世紀イタリア美術に注目して
    研究キーワード
    マニエリスム、美術と魔術、記憶術
    所属学会等
    美術史学会、美学会、地中海学会、College Art Association、Sixteenth Century Society and Conference、The Renaissance Society of America
    研究者紹介DB
    https://www.r-info.tohoku.ac.jp/ja/bcb6f1ca9ff082b23ffb52c4c35a2311.html
  • 主要著書
    足達薫監修、遠山公一、喜多村明里、足達薫、出佳奈子、金山弘昌、伊藤博明著、『イタリア美術叢書II 光彩のアルストピア レオナルド・ダ・ヴィンチからミケランジェロへ』ありな書房、2019年
    金山弘昌責任編集、喜多村明里、足達薫、太田智子、新保淳乃、金山弘昌、伊藤博明著、『イタリア美術叢書III 憧憬のアルストピア パラッツォ・デル・テ「クピドとプシュケの間」からボマルツォ「聖なる森」へ』ありな書房、2020年
    金山弘昌(責任編集)、足達薫、金山弘昌、金沢文緒、新保淳之(著)『イタリア美術叢書V 新生のアルストピア ジャンバッティスタ・ティエポロからアントニオ・カノーヴァへ』ありな書房、2022年
    リナ・ボルツォーニ『記憶の部屋 印刷時代の文学的-図像学的モデル』足達薫・伊藤博明訳、ありな書房、2007年
    ジョン・シアマン『オンリー・コネクト…… イタリア・ルネサンスにおける美術と観者』足達薫・石井朗・伊藤博明訳、ありな書房、2008年
    ジュリオ・カミッロ『劇場のイデア』足達薫訳、ありな書房、2009年
    サルヴァトーレ・セッティス『「古典的なるもの」の未来 明日の世界の形を描くために』足達薫訳、ありな書房、2012年
    リナ・ボルツォーニ『クリスタルの心 ルネサンスにおける愛の談論、詩、そして肖像画』足達薫、伊藤博明、金山弘昌訳、ありな書房、2017年
    池上俊一(監修)『原典イタリア・ルネサンス芸術論』上下巻、名古屋大学出版会、2021年
    主要論文
    足達薫「恋する魔女――パルミジャニーノによるキルケー素描の図像解釈」、美術史学会編『美術史』第153冊、2002年、pp.1-15
    足達薫「記憶術師としての美術家 イタリア・ルネサンスにおける記憶・観念・手法」 『西洋美術研究』No.13、2013年、pp. 50-66
    足達薫「蛇から見た世界:マニエリスムにおける視覚的ジョークと〈蛇状曲線〉の知られざる魔術的源泉」、『西洋美術研究』No. 22、2026年(刊行予定)
    受賞
    平成15年5月 第2回美術史学会論文賞
    平成22年8月 弘前大学「教育に関する優れた業績についての表彰」