教員のよこがお

助手 清水 翔太 SHIMIZU Shota

所属

最近、手紙書いてますか?

 書簡体小説(手紙という形式を借りて語られる小説)について研究をしています。今では書簡体小説も、売れっ子作家がたまに「こんなものも書けます」といったような風で発表をする程度の存在感ではありますが、かつて書簡体小説が大流行した時期がありました。
 なぜ手紙による小説が流行したのか、そして書簡体小説にしかない魅力はあるのか、といった疑問は尽きません。
 私自身、現代人にしては筆まめですので、書簡体小説に興味を持ったのかもしれません。皆さんは最近お手紙書いていますでしょうか?

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    基礎ドイツ語
    略歴
    東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科(修士課程)修了。修士(文学)。
    学位
    修士(文学)
    研究分野
    18世紀書簡体小説
    研究課題
    18世紀書簡体小説史
    研究キーワード
    書簡体小説、小説の勃興、言語行為論
    所属学会等
    東北ドイツ文学会、日本独文学会
  • 主要著書
    (共著)『フリューゲル ─ CEFRを意識したドイツ語文法』朝日出版社、2022年。
    主要論文
    「パトリック・ジュースキント『香水』における死の挿話」、『東北ドイツ文学研究』第57号、pp.59-74。
    「歌詞と人名 ―邦・洋楽詞比較を通して人名・人称を考える―」、『ナラティヴ・メディア研究』第6号、pp.5-40。
    「継起と並列 -レッシング『ラオコーン』再考」、『東北ドイツ文学研究』第58号、pp.1-14。