教員のよこがお

助教 ラエフスキー アレクサンドル RAEVSKIY Alexander

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 総合人間学専攻
  • 心理言語人間学講座
  • 心理学分野

言葉の響きにある
謎を解きながら

大学の頃から様々な言語に興味を持って、日本語を勉強したら、日本文化の特徴も言語に関係あるのではないかと考えてきました。そのおかげで、東北大学で音象徴やオノマトペの研究を始めました。
音象徴は言語学的な研究対象としてよく思われているのに、心理学の立場から研究することも非常に興味深いと思います。言語は我々の考え方に対する影響を与えていることは先行研究にも示されましたが、まだ謎の多くが解いていないので、日本語のオノマトペに基づいての研究も重要です。
音と他のモダリティの関係性を調べるほど言語の起源や人間の本性などをより深く理解できると思っています。

  • 研究・略歴
  • 主要担当科目
    言語心理学、宗教心理学
    略歴
    2006年モスクワ国立大学東洋学部日本学専攻卒業。
    2006-2009年、同大学心理学研究科博士課程
    2009年からモスクワ大学心理学部で職業。
    2015年に博士論文の提出。
    2019年から東北大学で研究をしている。
    2021-2022年、日本学術振興会のリサーチフェロー
    2022-2023年、東北大学ヨッタインフォマティクス研究センター特任助教
    学位
    博士(心理学)
    研究分野
    言語心理学、宗教心理学
    研究課題
    言語と認知の関係
    研究キーワード
    音象徴、オノマトペ、文化比較
    所属学会等
    日本心理学会、日本味と匂学会