教員のよこがお
特任助教(研究) 井川 裕覚 IKAWA Yugaku
所属
- 大学院文学研究科・文学部
- 広域文化学専攻
- 域際文化学講座
- 宗教学分野
- 研究・略歴
- 著書・論文等
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- 主要担当科目
- 実践宗教学各論、実践宗教学特論、応用死生学研究実習
- 略歴
- 大阪市立大学経済学部経済学科を卒業後、高野山専修学院での修業課程を終え、仏教寺院の運営に従事。上智大学大学院実践宗教学研究科(死生学専攻)博士後期課程修了。同大学院特別研究員を経て、2024年4月より現職(災害科学コアリサーチクラスター災害人文学領域、兼任)。
- 学位
- 博士(文学)
- 研究分野
- 宗教社会学、日本近代宗教史、社会福祉史、死生学
- 研究課題
- 宗教の公共性、宗教と福祉、宗教と災害、臨床スピリチュアルケア
- 研究キーワード
- 公共宗教論、仏教福祉、スピリチュアルケア、グリーフケア
- 所属学会等
- 日本宗教学会、「宗教と社会」学会、日本社会福祉学会、社会事業史学会、日本スピリチュアルケア学会
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- 主要著書
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『近代日本の仏教と福祉――公共性と社会倫理の視点から』法藏館、2023年
『社会事業史学会創立50周年記念論文集 戦後社会福祉の歴史研究と方法――継承・展開・創造』第1巻〈思想・海外〉(共著)、社会事業史学会創立50周年記念論文集刊行委員会編、近現代資料刊行会、2022年
「声と音の空海像――近代高野山の金剛流ご詠歌とトーキー」森覚・大澤絢子編『読んで観て聴く 近代日本の仏教文化』法藏館、2024年
「仏教と女子教育」大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編『増補改訂近代仏教スタディーズ――仏教からみたもうひとつの近代』法藏館、2023年
「大正期の仏教社会福祉事業と新教育運動――長谷川良信のマハヤナ学園による女子教育への展開」『近代仏教 』29 、2022年5月
「明治後期の福祉領域における宗教の公共的機能――巣鴨監獄教誨師事件とその後の展開」『宗教と社会貢献』12(1) 、2022年4月
「スピリチュアルケアにおける〈ケア資源〉の活用――「無力の自覚」を手がかりとして」『グリーフケア』9、2021年3月、谷山洋三との共著
「スピリチュアルケアにおける宗教性の役割――臨床宗教師による「宗教的資源の活用」の検討」『スピリチュアルケア研究』4、2020年10月
- 主要論文
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「声と音の空海像――近代高野山の金剛流ご詠歌とトーキー」森覚・大澤絢子編『読んで観て聴く 近代日本の仏教文化』法藏館、2024年
「仏教と女子教育」大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編『増補改訂近代仏教スタディーズ――仏教からみたもうひとつの近代』法藏館、2023年
「大正期の仏教社会福祉事業と新教育運動――長谷川良信のマハヤナ学園による女子教育への展開」『近代仏教 』29 、2022年5月
「明治後期の福祉領域における宗教の公共的機能――巣鴨監獄教誨師事件とその後の展開」『宗教と社会貢献』12(1) 、2022年4月
「スピリチュアルケアにおける〈ケア資源〉の活用――「無力の自覚」を手がかりとして」『グリーフケア』9、2021年3月、谷山洋三との共著
「スピリチュアルケアにおける宗教性の役割――臨床宗教師による「宗教的資源の活用」の検討」『スピリチュアルケア研究』4、2020年10月
- 受賞
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SOMPO福祉財団奨励賞、『近代日本の仏教と福祉――公共性と社会倫理の視点から』、公益社団法SOMPO福祉財団、2024年3月
第16回社会倫理研究奨励賞審査員賞、「明治後期の福祉領域における宗教の公共的機能――巣鴨監獄教誨師事件とその後の展開」、南山大学社会倫理研究所、2022年12月
吉田久一研究奨励賞(刊行費助成部門)、『近代日本の仏教と福祉――公共性と社会倫理の視点から』、社会事業史学会、2022年5月
- 報道
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「終末期患者や被災者に伴走 臨床宗教師3・11に静かな広がり」『東京新聞』2024年3月
中外図書室「著者登場 近代日本の仏教と福祉」『中外日報』2023年3月
「時代を担う」『中外日報』2020年9月
「生死の現場で 患者の声聴く」『朝日新聞(奈良版)』2020年8月