教員のよこがお

准教授 荻原 理 OGIHARA Satoshi

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 総合人間学専攻
  • 哲学倫理学講座
  • 哲学分野

驚きの鍛錬のために

<ひとが生きている>とはどういうことか。<わたしが、またあの人がこういうふうに生きている>とはどういうことか。これらの問いをめぐって、おぼろげながら考えたいと思うようなことを考えようとしています。

たとえば次に挙げるような事柄は、上の問いに深く関わっていると思います。1.何かがわかっているということ。2.よろこぶということ。3.どうしようもない奴である、あるいは、まっとうな人間であるということ。4.なすべきことをなすこと。5.人生のさまざまな段階でさまざまな教育・薫陶・刺激を受け、人にも何がしかそのようなものを与えるということ。6.社会の、世界の一員であるということ。7.大切な人。8.いつか死ぬということ。9.神様がおられる/などいやしないということ。10.生が(より)完全なものになること。

こうした問いは、それを言葉で捉え得たときに立ち上がってきます。立ち上げるには力が必要で、力を養う訓練にテクストの読解があります。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    古代哲学史講義、古代哲学原典講読、古典語
    略歴
    1967年、埼玉県で生まれる。浦和高校は男子校。東京大学で学部、修士、博士課程(単位取得退学)。ペンシルヴァニア大学大学院(2002年PhD取得)。2002年8月東北大学に赴任(講師)。2006年助教授に。
    学位
    PhD
    研究分野
    西洋哲学
    研究課題
    西洋古代哲学、分析系倫理学
    研究キーワード
    プラトン、アリストテレス、ヘレニズム哲学、ジョン・マクダウェル
    所属学会
    日本哲学会、西洋古典学会、日本倫理学会、ギリシャ哲学セミナー、東北哲学会
    研究者紹介DB
    http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/8163667f9517507b3563960dac72f579.html
  • 主要著書
    (ジョン・マクダウェルの倫理学についての本を執筆中)
    共著、Richard Patterson ら編、Presocratics and Plato, Parmenides Publishing, 2012 年
    主要論文
    「ギリシャ哲学研究と哲学」『ギリシャ哲学セミナー論集』、Vol. XIV、pp. 64-74, 2017年
    「プラトンらと無限」、シンポジウム「『無限』概念の変遷――プラトンからクザーヌスまで――」提題、新プラトン主義協会編『新プラトン主義研究』、pp. 15-21, 2015年
    「シンポジウム「中世におけるプラトニズムⅡ――トマス・アクィナスおよびイスラーム」提題 トマスの存在理解をめぐる上枝氏の提題に寄せて」、中世哲学会編『中世思想研究』55号、pp. 107-117, 2013年
    ‘The Chice of Life in the Myth of Er’, in Plato: The Internet Journal of the International Plato Society, Vol. 11, 2012
    「プラトン『法律』第10巻903a-905dの、神による魂の再配置の話について」『ギリシャ哲学セミナー論集』、Vol. IX、pp. 36-53, 2012年
    受賞
    日本学術振興会より平成27年度特別研究員等審査会専門委員(書面担当)表彰(有意義な審査意見を付したことにより)。