教員のよこがお

准教授 村山 達也 MURAYAMA Tatsuya

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 総合人間学専攻
  • 哲学倫理学講座
  • 倫理学分野

"Don’t trust anyone over thirty"

「三〇才以上のやつは、それが誰であれ信用するな」。こういう言葉があるのを大学生の頃に知って、いい言葉だな、と思っていたのですが、三〇才を過ぎたら自分が信じられなくなってしまいました。まだ十の位で四捨五入すれば〇才になる年齢ではありますが、同世代の知人たちは「大学生の考えていることが分からなくなってきた」と言い始めています。学年によっては半分以下の年齢ですから仕方がないのかもしれませんが、実を言えば、私自身は加齢によるそうした変化を感じていません。なぜなのかを考えてみたら、自分が大学生の頃から、周りの大学生の考えていることがよく分からなかったからだ、ということに気づきました。――なぜかほとんど年齢の話になってしまいましたが、だいたいこういう気分で倫理学を研究したり講義したりしています。そろそろ規定の字数を越えてしまいますので、以上をもって自己紹介に代えさせていただきます。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    倫理学概論(倫理学の基礎)、倫理学各論(大陸合理主義の倫理学、など)、
    略歴
    学歴:2005年に慶應義塾大学大学院・文学研究科・博士課程を単位取得退学。2010年に博士学位請求論文『継起と自発性 ベルクソン哲学研究』により慶應義塾大学より博士(哲学)を取得。職歴:2005年より、 国士舘大学、慶應義塾大学、学習院大学などで非常勤講師(フランス哲学、倫理学など)。2010年9月より現職。
    学位
    博士(哲学)
    研究分野
    近代・近世フランスの哲学と倫理学
    研究課題
    1. 1900年前後のフランス哲学における様相概念(偶然性、可能性、必然性など)の研究。
    2. 人生の意味についての歴史的・分析的研究。
    研究キーワード
    フランス哲学、倫理学、人生の意味の哲学
    所属学会等
    日本哲学会、日本倫理学会、日仏哲学会など。
  • 主要著書
    以下、いずれも共著。
    ・F. Worms (éd.), Annales bergsoniennes V, Presses Universitaires de France, 2012.
    ・東北大学大学院文学研究科講演・出版企画委員会編『文化理解のキーワード』東北大学出版会、二〇一五年。
    ・座小田豊(編)『自然観の変遷と人間の運命』東北大学出版会、二〇一五年。
    主要論文
    ・« L'émotion comme connaissance ? La preuve bergsonienne de l'existence de Dieu », in Shisaku, Société d’études philosophiques de l’Université du Tôhoku, vol.46, 2013.
    ・「儚さと空しさと満たされなさと:人生の意味と死の関係についてのごく部分的な考察」、東北哲学会編『東北哲学会年報』第二八号、二〇一二年。
    ・「ベルクソン『直接与件』における問題と実在」、日本哲学会(編)『哲学』第六〇号、二〇〇九年。
    ・「ベルクソン『直接与件』における自由をめぐる四つのテーゼ」、実存思想協会(編)『実存思想論集』第二三号、二〇〇八年。
    ・「人生の意味について:問いの分析の観点から」、慶應義塾大学三田哲学会(編)『哲學』第一一三集、二〇〇五年。
    受賞
    日本哲学会若手研究者奨励賞(2008年度)