教員のよこがお

教授 安達 宏昭 ADACHI Hiroaki

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 日本学専攻
  • 日本歴史学講座
  • 日本史分野

研究は
ジクソーパズルの感覚も

研究の楽しみは、たくさんの史料を読んで、これまでの研究では言われていなかった論点を見いだし、 それを論証することにあります。それは、自分の中ではジクソーパズルをつくる感覚に似ています。 史料は、一つのピース(断片)です。それらピースを整合的(客観的)にはめあわせ、 一枚の絵をつくりあげる感覚です。
ただし、パズルとは違い、ピースは箱に入っているわけではなく、自分で歩いて探すことが必要です。また、自分にとって都合のよいピースだけをはめあわて主観的な絵にならないように、客観性(実証)に気をつけます。そのために、より多くの史料を探して、広い視野から様々に検討し、 なるべく客観的に説明できるようにすることが大切です。 自分にとって説明しづらい史料も、歴史像を考えるときに大切なものになることがあります。

特に日本近現代史は史料が多くありますが、それだけに使われずにいる史料も多いのです。 それら(ジクソーパズルでいえばピース)を探し出すこと、 見出すこと、そうした史料(ピース)から新しいことを考たりすることも楽しみです。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    日本史演習
    日本史各論
    略歴
    立教大学文学部史学科卒業、立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。 立教中学校教諭、立教池袋中学校・高等学校教諭を経て、東北大学大学院文学研究科助教授、同准教授を経て、現職。 専攻は日本近現代史、戦時期政治経済史。
    学位
    博士(文学)
    研究分野
    日本近現代史
    研究課題
    近現代日本とアジア
    戦前・戦後の国土計画と地域
    戦時期動員体制の形成と展開
    研究キーワード
    近現代日本とアジア、戦時期政治経済史
    所属学会
    東北史学会
    日本植民地研究会
    同時代史学会
    歴史学研究会
    研究者紹介DB
    http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/d08d81b04cc27ea53fb4fd33570b7e5c.html
  • 主要著書
    ・『「大東亜共栄圏」の経済構想-圏内産業と大東亜建設審議会-』吉川弘文館、2013年。(単著)
    ・『戦前期日本と東南アジア-資源獲得の視点から-』吉川弘文館、2002年。(単著)
    ・『講座 東北の歴史』第1巻(争いと人の移動)清文堂出版、2012年。(共編著)
    主要論文
    ・「『決戦段階』期における『大東亜』経済政策の展開-大東亜省の対『満支』施策を中心に-」(東北史学会『歴史』126輯、2016年。(単著論文)。
    ・「戦前・戦後の国土開発と塩釜-港湾を中心に-」(『国史談話会雑誌第56号、2015年。(単著論文)
    ・「『大東亜共栄圏』論」大津透ほか編『岩波講座 日本歴史』第18巻(近現代4)岩波書店、2015年。(単著論文)
    ・「戦時期国土計画と東北地方-仙塩地方開発を事例に-」(安達宏昭・河西晃祐編著『講座 東北の歴史』第1巻(争いと人の移動)清文堂出版、2012年。
    ・「日本の東南アジア・南洋進出」(和田春樹ほか編『岩波講座 東アジア近現代通史』第4巻(社会主義とナショナリズム)岩波書店、2011年。(単著論文)