教員のよこがお

教授 阿子島 香 AKOSHIMA Kaoru

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 日本学専攻
  • 日本歴史学講座
  • 考古学分野

人類文化の起源を探る

考古学の研究は、見た目の華やかさとは違って、たいへんに地道なものです。私は高校生のころから、郷土史家・地域経済史家であった父親の影響を受けて、地元(宮城県白石市)で土器や石器を拾い集めて育ちました。この勉強を深めたくなって東北大学に入学しました。東北大学には、そのころの石器時代研究の第一人者であった、芹沢長介先生がいらっしゃいました。その後、アメリカに留学して「人類学としての考古学」を学んだり、フランスで発掘調査を行なったり、中国や韓国の研究者たちと学術交流活動を進めたり、さまざまな地域での遺跡と遺物研究を進めてきました。異なった土地の文化と接する中で、ことばの重要さにも気づき、いくつもの外国語を勉強してきました。これからも、同じことをずっと研究し続けていくことと思います。考古学は、日本の歴史ばかりではない、というのが、強調したいメッセージです。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    考古学概論、考古学講読、考古学演習、考古学研究演習、考古学実習、考古学研究実習、資料基礎論各論、資料基礎論特論、博物館実習
    略歴
    東北大学文学部考古学専攻卒業、東北大学大学院文学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程中退、米国ニューメキシコ大学大学院人類学研究科博士課程修了(Ph.D.)。東北大学助手、専任講師、助教授を経て現職。
    学位
    Ph.D. in Anthropology
    研究分野
    考古学(比較文化的な先史考古学)、アメリカ考古学
    研究課題
    石器の研究、とくに石器の使用痕分析法、プロセス考古学(人類学としての考古学)
    研究キーワード
    旧石器、石器使用痕、ビンフォード理論
    所属学会
    Society for American Archaeology, 東北史学会、日本旧石器学会
    研究者紹介DB
    http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/24ea225a4f07afb79f737e8b8d8ae0bd.html
  • 主要著書
    「石器の使用痕」(ニューサイエンス社)、「考古学-その方法と現状」(共著、放送大学)
    主要論文
    Akoshima, K. and Kanomata, Y. (2015). Technological Organization and Lithic Microwear Analysis: An Alternative Methodology. Journal of Anthropological Archaeology 38: 17-24.
    Akoshima, Kaoru and Hong, Hyewon. (2016) Standard Use-wear Chart of TUMRT(2): Microflaking(2). Bulletin of the Tohoku University Museum, No. 15, pp.127-193.
    Akoshima, K. and Kanomata,Y. (2013). Site Structure and Human Behavior at the Araya site, Northeastern Japan The 16th International Symposium: SUYANGGAE and Her Neighbours in Nihewan: 173-192. Ocean Press.