教員のよこがお

教授 浜田 宏 HAMADA Hiroshi

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 総合人間学専攻
  • 社会人間学講座
  • 行動科学分野

数学という視座

行動科学研究室では、人の行動や社会の構造をデータ分析や数理モデルの解析によって解明することを目指しています。例えば「経済的な不平等がどんな仕組みで生まれるのか?」「客観的には恵まれているはずなのに不満を感じるのはなぜか?」「出身階層によって大学進学率が異なるのはなぜか?」といった問題に取り組んでいます。文学部に進学する人の中には、自分は文系だから数学なんて知らなくていいと考える人がいるかもしれません。確かに世の中には、数字で語れないことがたくさんあります。一方で、論理やデータによってしか語れない真実も存在します。数学やデータを使って社会を見ると、それなくしては見えない新しい世界が広がります。これから大学で学ぶ若い人には、文系・理系という旧い枠を飛び越えて、 いろんな世界の見方を体験してほしいと思います。
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~hamada/

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    行動科学基礎演習、 行動科学演習、 数理行動科学研究演習Ⅲ、 数理行動科学研究演習Ⅳ
    略歴
    関西学院大学法学部政治学科卒業。同大学院社会学研究科にて博士号(社会学)を取得。 日本学術興会特別研究員、関西学院大学社会学部准教授(任期制)を経て現職。専攻は数理社会学。著書に『格差のメカニズム--数理社会学的アプローチ』勁草書房。
    学位
    博士(社会学)
    研究分野
    社会学,経済学
    研究課題
    数理モデルによる社会現象の解明
    数理モデルと統計モデルの統合
    研究キーワード
    所得分布,相対的剥奪
    所属学会
    数理社会学会,日本社会学会
    研究者紹介DB
    http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/14521a1784c280dace6d768c507be2f4.html
    ウェブサイト
    http://www.sal.tohoku.ac.jp/~hamada/
  • 主要著書
    『格差のメカニズム--数理社会学的アプローチ』
    『社会を数理で読み解く――不平等とジレンマの構造』(編著)
    主要論文
    Hamada, Hiroshi, 2012,"A Model of Class Identification: Generalization of the Fararo-Kosaka Model using Lyapounov's Central Limit Theorem," Kwansei Gakuin University School of Sociology Journal. Vol.114:21-33.
    浜田宏, 2012, 「線形結合モデルは科学的説明たりうるか?--階層帰属意識研究における計量と数理の融合」『理論と方法』52(Vol.27 No.2):259-276.
    浜田宏・前田豊, 2014, 「小集団実験による相対的剥奪モデルの検証」『理論と方法』55(Vol.29 No.1):19-36.
    Ishida, Atsushi., Kenji Kosaka, and Hiroshi Hamada, 2014, "A Paradox of Economic Growth and Relative Deprivation." Journal of Mathematical Sociology, 38(4): 269-84.
    Hamada, Hiroshi, 2016, "A Generative Model for Income and Capital Inequality" Sociological Theory and Methods, 38(Vol.20 No.2):241-256.
    受賞
    第3回数理社会学会賞