教員のよこがお

教授 高橋 章則 TAKAHASHI Akinori

所属

  • 大学院文学研究科・文学部
  • 日本学専攻
  • 日本文化学講座
  • 現代日本学分野

文芸社会史

「文芸社会史」 著名な日本史学の先生が拙著(『江戸の転勤族』)を評した際に使用されたことばです。 自分の研究を説明する際に大変有効なので、以後、それを掲げることにしています。
私が研究資料として用いる「文芸」の主なものは「狂歌」(和歌の一種)で、 その作品集である狂歌本を中心に研究していますが、 そればかりではなく浮世絵に及ぶような広範囲な出版物にも触れます。 というのも、江戸時代の日本には多種多様な出版物が存在し、人々の生活を豊かなものにしていました。 そして、それらが互いに関連していました。 ですから、そうした出版状況を前提にしない江戸時代の文化の研究はありえません。
「社会史」とは、人間の多様な生き方を多角的に描く歴史学の一分野です。 普通の人の普通の歴史を分析し再現すると言い換えてもいいかもしれません。
人々の手元にあった色々な出版物を用いて社会とりわけ地域社会の歴史を描くこと、それが私の研究テーマです。

  • 研究・略歴
  • 著書・論文等
  • 主要担当科目
    日本文化研究演習、日本語研究論文作成法
    略歴
    東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。一橋大学で博士号(社会学)を取得。
    学位
    博士(社会学)
    研究分野
    文化史学
    研究課題
    江戸時代の出版文化
    文化交流史
    研究キーワード
    文芸社会史
    狂歌
    所属学会
    日本思想史学会
    研究者紹介DB
    http://db.tohoku.ac.jp/whois/detail/6d7791730b4753e23af4512ff099d783.html
  • 主要著書
    『江戸の転勤族―代官所手代の世界』(平凡社)
    主要論文
    思想の流通ー月次な学芸世界(『岩波講座日本の思想 場と器,2』岩波書店、2013)
    表現される遊女から表現する遊女へ(『男と女の文化史』、東北大学出版会、2013)
    狂歌陸奥百歌撰(東北文化資料叢書第5集、2010)
    報道
    狂歌の碑130年ぶり復元 直江津生まれ 千代垣素直の作 「町衆文化知る契機に」(出演・執筆 新聞 新潟日報)(2013)