研究室紹介
総合人間学専攻 倫理学研究室 Ethics
ヨーロッパの諸思想を
中心に倫理を追究する。
倫理学専修では、ドイツとフランスの倫理思想を中心としてヨーロッパの諸思想を体系的ならびに歴史的に研究しています。とくに人間における生と死、自然と自由、自己と他者、文化と価値といった基本主題をはじめ、現代の文明と社会がひき起こす環境や生命の問題にもとりくみながら、人間とはなにか、人間はいかに生きるべきか、という初心の問いのもとに、人間存在の根本的な本質と全体的な構造を追究しています。そのかぎり、すぐれた意味において〈人間の学〉であるといえるでしょう。
研究を進めるうえで外国語(英語・ドイツ語・フランス語など)の読解能力が必要になります。それはたんに研究手段となるばかりでなく、思考力を鍛え、世界観や人生観を広げてもくれます。私たちの研究室は哲学専修とともに合同で研究活動や諸行事を行っており、両専修の教員と学生の交流、全集や専門雑誌などの図書資料にも恵まれています。
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教員 村山 達也
小松原 織香Department 研究室のウェブサイト