研究室紹介
総合人間学専攻 言語学研究室 Linguistics
「ことばとは何か?」
その答えを深く探る。
言語学は、人間のことばそのものを研究して、「ことばとは何か、ことばはどのように働いているのか」という根本的な問いに答えようとする学問です。研究の対象とする言語の選択に制限はなく、日本語はもちろん、英語のようななじみのある言語から名前もほとんど聞いたことのないマイナーな言語まで、さらに手話も含めて、話し手の数の多さや政治的・経済的な力の優劣を問わず、すべて扱うことができます。個々の言語の研究をおこなう際には、その言語だけに注目することもできますし、歴史的変化や地域・社会階層・場面による変異、あるいは他の言語との比較を考慮するアプローチもあります。一方、人間の言語の普遍的な特徴を考察することもあり、最近では、ことばの理解や産出を司る脳の仕組みを解明して、「なぜことばが話せるのか、なぜことばを失うことがあるのか」という問いに答えようとする言語認知脳科学といった先端領域にも意欲的に取り組んでいます。
ことばへの強い関心と自由な想像力に富んだ皆さんを、言語学研究室は歓迎します。
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教員 小泉 政利
木山 幸子
内藤 真帆
加藤 万紀子Department 研究室のウェブサイト