研究室紹介
日本学専攻 日本語学研究室 Japanese Linguistics
過去から現在へ、
変わりゆく日本語を
研究する。
国語学は、過去および現在の日本語、または過去から現在へ変遷した日本語を研究対象とする学問です。最近は日本語学とも呼ばれています。これらの日本語には、中央の言葉ばかりでなく方言も含まれています。また、言語構造の上からは、音韻・語彙・文法・文章・文字・言語行動等の研究分野があり、理論的かつ実証的に研究されています。現代語研究では、言語学の最新の理論を参照することもよくあります。方言研究には実地調査等のフィールドワークも含まれますし、音声の研究では、コンピューターによる解析や音声実験も重要な分析手段となります。いずれにせよ、母国語を研究するためには、身の回りの膨大な資料を有効に利用するとともに、自らの言語感覚を鋭敏に研ぎ澄ますことが重要です。研究室には、世界各地からの留学生が多く、毎年10人以上の外国人留学生が在籍しています。
卒業後は、研究・教育に従事する者が多いですが、専門をある程度生かしながら放送・出版関係、官庁、一般企業等で活躍する場合もかなり見られます。
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教員 大木 一夫
甲田 直美
中西 太郎Department 研究室のウェブサイト