研究室紹介
総合人間学専攻 美学・西洋美術史研究室 Aesthetics and Western Art History
モノにそくして
「美学」の価値を
追究する。
近年、芸術やヴィジュアル・カルチャーに対する関心が高まり、その意味を問う必要性が生まれています。本研究室では、芸術作品をどう見るか、その価値を美学において理論的な視野から、美術史において作品自体を歴史的コンテクストの中で調査し、その様式、図像、社会的役割について各自がテーマに即して研究しています。
特に、古代ギリシア・ローマ美術、イタリア・ルネサンス美術や、ネーデルラント美術、フランス近代美術を中心に代表的美術家について研究を行っています。また、東西の美術を比較し、「東西表象」の問題も扱っています。研究指導は、活発に行われており、演習での最新の欧米の研究論文について活発な議論を通して、また定期的な読書会や研究会により、学生同士が日々問題意識を掘り下げています。
本研究室では、多くがヨーロッパに留学し、その中から優れた研究者が輩出しており、学芸員資格を取得することができることからも、就職先は大学、美術館など多岐に渡っています。
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教員 足達 薫
マリヌッチ ローレンヅォ
瀬戸 はるかDepartment 研究室のウェブサイト