研究室紹介
総合人間学専攻 社会学研究室 Sociology
人間と社会構造との
相互作用を多面的に学ぶ。
社会学は、社会の構造や変動に注目しながら、人間と社会との相互作用を包括的・多面的に研究する学問です。人文・社会系の学問の中でも同時代的性格が強いと言えます。自我をめぐるミクロ的な問題から地球環境問題に至るまで、幅広い領域で研究がおこなわれています。本講座は特に理論研究(M・ウェーバー、T・パーソンズ、J・ハーバーマス、N・ルーマン、U・ベックなどの現代的位置づけ、情報社会論、コミュニケーション論、社会運動論、政治社会学など)と、実証研究(コミュニティの研究や環境問題・災害研究、地域医療・福祉・家族・ジェンダーなど)を重視しています。指導にあたっては、外国語文献の精読をはじめとする理論的トレーニングおよびフィールド調査にもとづく社会現象の質的分析に力を入れています。所定の科目を履修することで、社会調査士の資格をとることができます。本講座の卒業生は、専門教育と訓練の成果を生かして、マスメディア、自治体などの現場で幅広く活躍しています。
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教員 永井 彰
小松 丈晃
田代 志門
青木 聡子Department 研究室のウェブサイト