研究室紹介
広域文化学専攻 中国語学中国文学研究室 Chinese Language and Literature
時空の範囲が広い中国の
文学と言語を学ぶ。
空間的にはアジア大陸のほぼ東半分。時間的には紀元前十数世紀から現在に至るまで。
そこに繰り広げられる言語と文学の営為を、わが研究室は対象とします。時空の範囲が広い上、記録を重視する文化背景があるために、書記言語・音声言語ともさまざまな変遷と交流の軌跡を示し、文学も、百を優に越すジャンルを擁します。
学生は、まず基礎的な漢文読解力を身につけていきます。また、広く文学史を学びますが、この時、高校までの漢文ではお目にかかることのない、ジャンルと作品に数多く触れることになるでしょう。4年生になる時、これらの中からもっとも関心を引く対象を選択し、必要な原典を、漢文・中国語・日本語を駆使して解読しながら、卒業論文としてまとめます。また、語学力のスキルアップを目指し、中国語圏へ留学する機会もあります。
卒業後は高校・中学の教師になる人・大学院に進む人のほか、培った語学力を生かして、中国市場に進出する企業や、マスコミ(出版社・新聞社・TV局)や役所で活躍する人もいます。
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教員 矢田 尚子
土屋 育子
張 佩茹
菅原 尚樹Department 研究室のウェブサイト