東北大学

 

東北大学は、1907年(明治40年)に東北帝国大学として創立し、当初から、専門学校、高等師範学校の卒業生にも門戸を開き、1913年(大正2年)には、当時の政府からの圧力にも屈せず、日本の大学として初めて、3名の女子の入学を許可し、「門戸開放」が本学の不動の理念であることを世に示しました。
また、創立に当たって、世界の学界でトレーニングを積んだ若き秀優が教授として集まったこともあって、研究者が独創的な研究成果を次々と生み出しながら、それを学生に対する教育にも活かすという「研究第一主義」の精神が確立されました。さらに、いち早く大学発のベンチャー企業を設立して地域産業の育成を図り、日常生活に最も密着した法律である家族法の研究の日本の中心になるなど、世界最先端の研究成果を社会や人々の日常生活に役立てる「実学尊重」の伝統も育んできました。
本学は創立からこれまでの間、多くの研究成果を世に送り出してきました。例えば、現在のIT社会にはかかせない「光ファイバー」の基本的な発明が1950年代に行われています。 本学は、平成26年度文部科学省スーパーグローバル大学等事業「スーパーグローバル大学創成支援」において、トップ型13大学の一つに採択されました。これを受けて本学では、「東北大学グローバルイニシアティブ構想」を掲げ、グローバル時代を牽引する卓越した教育・研究を行う大学へと飛躍し、世界がその実力や実績を認め、敬意を持って評される大学となることを目指しています。

文学部・文学研究科

 

文学部・文学研究科は、1922 年に誕生した法文学部に源を発しています。1949年5月、新制大学としての東北大学の再出発に際して文学部となり、1973年に片平キャンパスから川内キャンパスに移転してきました。
現在、本研究科は文化科学、言語科学、歴史科学、人間科学の四専攻を基礎に、相互の連携と学際性を重視しつつ、高度の専門的研究能力およびその基礎となる豊かな学識を涵養する教育を行っています。そのため各専攻のもとに専攻分野を設け、きめ細かな少人数教育と複数指導教員体制に基づき、それぞれの個性に応じた個別指導を行うことによって、国際的に通用しうる研究能力と学識の育成に努めています。

学部案内ビデオ

 
Tohoku University
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Siebold Multidisciplinary
Japan Studies Program

東北大学大学院文学研究科
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