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留学体験記

ストラスブール(学部4年)

私は、2002年の9月から2004年の8月にかけて、1年間フランスのストラスブールのマルク・ブロック大学(ストラスブール第2大学)に留学 しました。ストラスブールはドイツとフランスの国境沿いに位置し、歴史上5度にわたってその国籍を変えてきましたが、現在はヨーロッパ議会や人権裁判所が 設置され、「ヨーロッパの首都」として国際的な機能を担っています。

私はストラスブール・コンソーシアムというストラスブー ルの3大学と日本の国立7大学間の交流協定に基づき派遣されました。この協定はシラク大統領と橋 本総理大臣の間で取り交わされた「2000年に向けた200の措置」のうち、8項目に謳われているため、プログラム8と呼ばれています。派遣された学生 は、日本人12名とニュージーランド人1名の合計13名でした。

プログラムとしては、9月の間1週間にわたってオリエンテー ション週間が設けられており、教授との顔合わせや、食事会、日用品の購入、街の観光、学校の 説明など様々な項目が盛り込まれていました。また、語学学校でプログラム8の学生用のフランス語の授業を1日に3時間、2週間受けました。これは新学期が 始まる前にいいトレーニングになると思っていたのですが、学生の間のレベルがばらばらだったため、あまり効果的ではありませんでした。逆に新しくできたフ ランス人の知り合いと会話することで慣れていったように思います。

10月から1月までの1学期の間は、語学学校での外国人と一緒のフランス語の授業と、プログラム8用のフランス文明講座の授業を受けました。前者の方は 高いレベルのクラスに入れられたため、会話や聞き取り能力が欧米系の学生に比べて劣っていると実感し、最初は苦労しました。後者では、経済・教育・フラン ス文化・現代史・地理などの科目の中からを5つ以上選択します。講義は最初英語で行われますが、徐々にフランス語に切り替えられていきます。少人数授業と いうこともあり、質問もしやすくよい雰囲気の中勉強することができました。また、教室で勉強するだけではなく、地理の授業なら街やアルザス地方の散策、政 治の授業ならヨーロッパ議会の見学、というように頭と体の両方で学ぶことができるように授業が組まれていました。

さらに、日 本人学生1、2人に対しフランス人か日本人のチューターが1人ついており、学生とチューター全員で食事をしたり、旅行したりする機会が大学側 によって設けられていました。12月にグルノーブル・コンソーシアムの学生がストラスブールに来たことがあり、逆に3月頃に私たちがグルノーブルまで行っ たこともありました。その時、今度グルノーブルから東北大に留学するフランス人学生に紹介され、現在でもそのフランス人の友達との交流は続いています。

そして、2学期から大学の授業に参加しました。私は言語学の授業を4つと外国人学生用のフランス語の授業を3つ聴講しました。テープやMDで授業を録っ ている学生もいましたが、私は録っても聴かなくなると思ったため、ノートを借りたり本で調べたりして補いました。テスト前は、日本にいるときと違って、読 んで理解するだけではなく語彙や表現も覚えていかなければいけないため、思いのほか時間がかかり大変でしたが、単位が取れていたときは喜びもひとしおでし た。

勉強だけではなく、友達を家に招いたこと、招かれこと、一緒に旅行したこと、ベビーシッターのバイトをしたこと、ふと訪 れた店で翻訳を頼まれたこと、ま たその翻訳を通じてその家庭の方と親しくなったことなど、全てが自分にとっていい体験だったと思います。そういった体験を通じて、今まではただ学ぶ・覚え るだけだったフランス語から、それを用いてフランス人の友達や知り合いのお世話をできるようになったことが大変嬉しく感じます。また、一緒に留学した友人 や向こうでできたフランス人の友人とは今でも連絡を取っており、近況を教えたり、留学情報を交換したりしています。人脈が前よりも広がったことも、留学で 得られたものの一つだと思います。

今回の留学では学位の取得は無理だったため、できればもう一度留学したいと考えています。それまで自分の研究テーマを明確にすると共に、語学の習得に励みたいと思います。


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