履修モデル

言語学専修

言語学は、人間の言語を研究対象とする。言語の特性は、日本語や英語などの個々の言語に固有であると考えられる特性と、これら諸言語に共通であると考えられる特性とに区別することができる。このような角度からみれば、言語学の研究自体も二つに分けて考えられる。一つは、個々の言語の研究を課題とする個別言語学であり、もう一つは、言語理論や言語の普遍性、言語類型論などを課題とする一般言語学である。両者は密接に関連し、表裏の関係にある。
言語学本来の研究は、言語の内部構造(音韻・文法・語彙)についての記述・説明にあり、したがって、具体的な言語形態から離れられない。一方、話し手や聞き手、状況との関係におけるその運用も、言語学の大きなテーマとなる。さらに、社会言語学、心理言語学、認知言語学などの存在からわかるように、現在の言語学の間口はきわめて広く、また、認知脳科学などのさまざまな隣接科学と密接に結びついて、学際的・学融的に言語の諸相への認識を拡大・深化しつつある。
こうして、言語学を志す人には、考察対象である言語の扱い方への細やかな神経と広い視野とが要請されるが、それにもまして、言語と言語にかかわることがらに対して強い関心を持っていることが必要である。さまざまな言語に触れ、広く言語についての知識を持っておくとともに、自分の母語に対する反省の眼をもつことが望まれる。このような関心をもつ学生に対しては、本研究室はいつでも開かれている。
専修所属後は、個別言語の知識を深めるとともに、音声言語と文字言語についての観察・記述・分析の方法を身につけ、その結果を卒業論文または卒業研究として目に見える形にすることが求められる。卒業後は、大学院に進学する者、教員、公務員になる者、企業で活躍する者などさまざまである。

言語学専修履修モデル

学年 授業科目名 単位数
1年次 人文社会総論 4
英語原書講読入門 2
その他(全学教育、基礎専門科目入門) 28〜42
小計 34~48
2年次 現代言語学概論 4
現代言語学基礎講読 6
言語交流学基礎講読
現代言語学基礎演習
音声学 4
高等英文解釈法または英語講読 4
その他 14〜28
小計 32〜48
3年次 現代言語学各論 6
言語交流学各論
現代言語学演習 4
言語交流学演習 4
英語論文作成法 4
その他 14〜30
小計 32〜48
4年次 卒業論文・卒業研究 12
現代言語学各論 4
言語交流学各論
現代言語学演習 4
言語交流学演習 4
その他 8〜24
小計 32〜48