履修モデル

日本史専修

人文社会科学は人間と社会についてさまざまな角度から考える学問です。その中で、歴史学は過去を対象にします。日本史学にあっては、日本の国家と社会、およびその構成員であった人々のさまざまな活動と、そこから生み出された文化、そして他国・他地域・他民族との関わり方などの歴史的展開を研究対象としています。大学で歴史学を学ぶことは、既成の歴史的知識や歴史像を覚えこむことではありません。過去の人々が生活や社会的営みのなかで生み出し今日に伝えた文書や日記などの記録を主たる史料とし、その読解と分析を通して自身で歴史像を組み立て、物事を長い時間の流れのなかで考える能力を養うことに教育の主眼をおいています。本専修はわが国における日本史研究・教育の拠点の一つであり、学界・教育界や文化財保存の分野に多くの人材を送り出しています。近年は官公庁や企業に就職する人もふえています。どの道に進むにせよ、学生時代に培った、自身で調べ、考え、表現する能力は大いに役に立つはずです。
現在のスタッフと各々の研究は以下の通りです。柳原敏昭教授は中世史を専攻し、日本列島全域さらには東アジア世界を視野に入れた地域史研究を行っています。安達宏昭教授は近現代史を専攻し、主に20世紀における東・東南アジアとの関係を通して、日本の政治・経済の特質を解明することに取り組んでいます。堀裕准教授は古代史を専攻し、天皇と宗教の研究をアジアや国家・地域という視点から研究しています。籠橋俊光准教授は近世史を専攻し、藩領における地域社会の行政を中心に、近世の領主と地域・村・領民の関係について研究しています。
各時代の専門家をそろえていますので、日本史全般について学べるとともに、興味のある時代について掘り下げて探求することができます。現在、日本史研究室には70名近くの学部生・大学院生が在籍しており、学生の自主的な研究会も活発に行われています。学生相互の交流を通じても得ることは大きいはずです。

日本史専修履修モデル

学年 授業科目名 単位数
1年次 人文社会総論 4
英語原書講読入門 2
その他(全学教育、基礎専門科目入門) 28〜42
小計 34~48
2年次 日本史概論 4
考古学概論 4
日本史基礎講読 4
古文書学 4
日本思想史 4
漢文講読 4
その他 8〜24
小計 32〜48
3年次 日本史各論 6
日本史演習 8
日本史実習 4
その他 14〜30
小計 32〜48
4年次 卒業論文・卒業研究 12
日本史各論 4
日本史演習 4
その他 12〜28
小計 32〜48