履修モデル

西洋史専修

1 西洋史学はヨーロッパを中心とする地域(ヨーロッパを母体とする南北アメリカも含む)の諸民族・国家・社会の歴史を、原典史料と外国文献に即して解明し、世界史総体の把握をも目指す学問である。

2 時代的には、文字資料の現われはじめるミケーネ時代から現代まで、地域的には固有のヨーロッパと地中海を取り巻く地方、それに南北アメリカに展開した歴史が対象となるが、これらの世界と他の世界との関係(たとえばヨーロッパ諸国とアジア・アフリカ)も含まれる。

3 歴史学を学ぶには、政治・経済・法・文化・宗教等についての幅広い知識と、歴史に対する知的好奇心が必要である。隣接諸学の研究成果を貧欲に学びつづけるとともに、時々刻々と変わる現代世界の動きについても、常にこれを批判と自主的判断の目をもって見守っていてほしい。

4 学問の性格上西欧語の修得は不可欠である。英語の外、講読や演習で使われるドイツ語もしくはフランス語のうちから1つを修得しなくてはならない。古代史を専攻しようとする者はギリシャ語、ラテン語、中世史についてはラテン語を1、2年次のうちに修めておくことが望ましい。また大学院を志す者は、英・独・仏のうち2ヵ国語が入学試験に課されるので心得ておくこと。南欧・北欧やロシア・東欧を研究したい者は、それぞれの地域の言葉を自習することが必要となる。

5 卒業論文と卒業研究のいずれかを選択できるが、大学院を志す者は卒業論文を選択しなくてはならない。

6 卒業生は、社会の各分野で活躍している。図書館、博物館等の文化諸機関の職員、高等学校をはじめとする教員、自治体職員や国家公務員の他に放送や新聞などのジャーナリズム、出版社等幅広く就職している。その他、メーカーや流通、金融そして情報産業などの民間企業への就職も増えている。

西洋史専修履修モデル

学年 授業科目名 単位数
1年次 人文社会総論 4
英語原書講読入門 2
その他(全学教育、基礎専門科目入門) 28〜42
小計 32~48
2年次 西洋史概論 4
西洋史基礎講読* 8
その他(他専修の概論等) 20〜34
小計 32〜48
3年次 西洋史各論 8
西洋史演習* 8
その他 16〜32
小計 32〜48
4年次 卒業論文・卒業研究 12
西洋史各論 4
西洋史演習 4
その他 12〜28
小計 32〜48

*西洋史基礎講読・演習は,英語とドイツ語,または英語とフランス語,あるいはドイツ語とフランス語の開講科目を組み合わせて履修すること。

履修要望:
次の科目については,他学部開講のものも含めて履修することが望ましい。
ギリシャ語、ラテン語、研究希望対象地域の言語(イタリア語、ロシア語、チェコ語等) 法学部開講:西洋法制史、比較憲法、西洋政治思想史 経済学部開講:経済学史、経済史