履修モデル

社会学専修

社会学は、社会的存在としての人間の現実的な行為と関係に焦点をあてながら、恋人同士や家族のようなミクロレベルから国家や国際関係のようなマクロレベルに至るまで、いろいろなレベルでの社会の構造と変動を理論的・実証的に究明していく学問である。
社会学専修は大講座でひとつの専攻をなしており、現在、長谷川教授、永井教授、下夷教授、小松准教授の4人が講座を担当している。長谷川教授は、社会紛争論、社会運動論を中心に、エネルギー・環境問題の社会学的分析やジェンダーの社会学に取り組んでいる。永井教授は、ハーバーマスを中心とした社会学理論の現代的展開について研究を進めるとともに、地域社会の変動過程に関する実証研究に取り組んでいる。下夷教授は、現代家族論、福祉政策論を中心に、子どもや女性の生活保障に関する研究に取り組んでいる。小松准教授は社会システム理論に依拠した現代社会の考察を中心に、環境リスク論、地域社会研究に取り組んでいる。卒業論文は、現代社会のさまざまな問題に関する理論的研究とその実証的研究に二分されるが、テーマの選び方はかなり自由であり、一定の問題領域に拘束されることはない。
このような研究を進めるためには、内外の文献を読みこなす読解力と思考力を身につけると同時に、社会行動を冷静に観察し分析する能力を深め、さらに自らがとりくむ問題を、全体としての社会的現実に関連づけて、その意味や意義をさぐろうとする社会学的想像力を培うことが必須の要件となる。
1年次では、はば広い教養を身につけることを希望したいが、それと同時に、社会学の専門書を読みこなす力を養うことに全力をあげてもらいたい。特に語学力の充実と社会的視野をもつ問題意識の醸成に努めてほしい。社会的現実を洞察する冷静な頭脳と具体的他者への共感能力、フィールド・ワークにたえうる基礎体力をあわせ備えることが、社会学専修者の最低の条件である。

社会学専修履修モデル

学年 授業科目名 単位数
1年次 人文社会総論 4
英語原書講読入門 2
社会学(全学教育) 2
その他(全学教育、基礎専門科目入門) 28〜42
小計 34~48
2年次 社会学概論 4
社会学基礎演習 8
行動科学概論 4
行動科学基礎実習 2
人文統計学 4
その他 10〜26
小計 32〜48
3年次 社会学各論 8
社会学演習 8
社会学実習 4
その他 12〜28
小計 32〜48
4年次 卒業論文・卒業研究 12
社会学各論 4
社会学演習 4
その他 12〜28
小計 32〜48