著作

著作タイトル 王朝物語論考──物語文学の端境期
著作者 横溝博
出版年 2023年2月25日
出版社 勉誠出版
内容
新たな物語史の構築のために――
平安後期から中世、さらには近現代においてもなお、王朝文学はその命脈を保ち、生成されていく。
旧い趣向を滋養として吸収しつつ、時代の壁を越え、新しさを打ち出していく不断の営み―。 これら王朝物語の世界の豊饒さは、物語文学生成の最先端の場を今に伝える貴重な証言である。
言語表現やプロット、さらには絵画表現へも視角を広げ、相互に干渉し、響き合う物語相互の関係性を動態として捉え、新たな王朝文学史構築のための礎を築く画期的著作。