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最終更新: 2010-07-20T18:19:02+09:00

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Tim Berners-Lee著, 高橋徹監訳 『Webの創成 World Wide Webはいかにして生まれどこに向かうのか』 毎日コミュニケーションズ, 2001. (ISBN4-8399-0287-9)
原著: Tim Berners-Lee, Weaving the Web: The Past, Present and Future of the World Wide Web by its Inventor. London: Orion Business Books, 1999. (ISBN0-75282-090-7)

Webは、その証券取引、調査、ネットサーフィンといった多様な側面のおかげで、 すでにかなりの程度まで私たちの生活の一部になりきってしまっている。 このように身近な存在であることが裏目に出て、皮肉なことに、Webとは何であるか がよくわからなくなってしまっているのである。最も幅広く、深い意味合いにおいて Webとは何かを理解しようとするなら、すなわち私や私の仲間たちが共有している ヴィジョンに参加しようとするなら、Webがどのようにしてこの世に現れたのかを 知る必要がある。(p.11)

私はすぐに、今生まれようとしているプロジェクトにつける名前について 考え始めた。... もうひとつの選択肢はThe Information Mine (情報鉱山) だったが、 ... 鉱山という考えは必ずしも的確ではなかった。... これは単に情報を掘り出す だけで、そこに情報を蓄積する意味を表現していなかった。 (p.36)

私が構想していたのは、自分の知識や考えを共有させることが、他人の知識を 学ぶのと同じくらいに容易であるようなシステムであった。... すべての文書を ある意味で「等価」にすることもまた不可欠である。システムはユーザーを制約しては ならない。どの文書についても、それがたまたまどこに保存されていようと、 同じようにたやすくリンクできるようになっていなければならない。(pp.49-50)

Webの背景をなす基本的な原理は次のようなものである。どこかの誰かが、 ひとたび文書、データベース、画像、音声、動画あるいはある程度まで インタラクティブな画面を準備したなら、もちろん使用許諾の範囲内のことだが、 いかなる国のどのようなコンピュータを使っている誰もが、この画面に対して アクセス可能でなければならない。そして、ほかの人たちが見つけることができる ように、リファレンスすなわちリンクをつくれるようにしなければいけない。(pp.53-54)

Webは技術的な創造物というよりは社会的な創造物である。私はWebを技術的な おもちゃではなく、人々の共同作業の手助けとなるような社会的効果を生むものとして 設計した。Webの最終目標は、世界中に散らばっている私たちが織りなしている 網の目のような存在を支援し、改善することである。(p.156)

文書や人などあらゆるものを参照できることこそが、言論の自由という 基本的人権そのものなのである。ハイパーテキスト・リンクを使った 参照は効率的ではあるが、参照以外の何ものでもない。(p.174)

いったん公開されてしまったら、世の中にその情報のアドレスが 出回ったことについて不満をいうことはできない。(p.175)

引用原文

このリストは後藤斉 (東北大学大学院文学研究科言語学研究室) が個人的な関心で作っているものです。 WWWをこの分野の学術情報の流通のためにより効果的に活用できるようにする ことを目的としています。 ここで「言語学関連」とは、言語学、各個別語学、言語教育学とその関連領域を 指します。リンクは自由です。「東北大学の後藤による」 と付記して頂ければ幸いです。

このリストについて (最終更新: 2009-06-30T14:34:10+09:00)
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催し

国際学術研究集会:漢字漢語研究の新次元
2010年7月30日, 国立国語研究所
日本言語学会夏期講座2010
2010年8月23-28日, 北海道大学
第26回社会言語科学会研究大会
2010年9月4-5日, 大阪大学豊中キャンパス
語用論一日ワークショップ
2010年9月9日, 藤女子大学 (札幌市)
第9回国際研究集会「ことばに向かう日本の学知―テクスト解釈の集積としての学史―」
2010年9月9-11日, 名古屋大学
The 6th ICTATLL International Conference “Application of Corpus and ICT for Language Studies and Teaching”
2010年9月21-23日, 京都キャンパスプラザ
第24回日本音声学会全国大会
2010年10月9-10日, 國學院大學渋谷キャンパス
日本語学会2010年度秋季大会
2010年10月23-24日, 愛知大学豊橋キャンパス
日本語文法学会第11回大会
2010年11月6-7日, 就実大学 (岡山市)
日本中国語学会2010年度全国大会
2010年11月13-14日, 神奈川大学
ひつじ書房20周年記念シンポジウム「連用・連体を考える」
2010年12月19日, 学習院大学
第20回国際歴史言語学会
2011年7月25-30日, 国立民族学博物館

以下のページもご参照下さい。

「インターネット言語学情報」

「インターネット言語学情報 第2回 人文科学全般」
『月刊言語』第27巻(1998)2月号, pp.98-99.
「インターネット言語学情報 第5回 言語の多様性と言語権」
『月刊言語』第27巻(1998)5月号, pp.100-101.
「インターネット言語学情報 第8回 音声学」
『月刊言語』第27巻(1998)8月号, pp.102-103.
「インターネット言語学情報 第11回 古典テキスト」
『月刊言語』第27巻(1998)11月号, pp.112-113.
「インターネット言語学情報 第14回 日本語方言学」
『月刊言語』第28巻(1999)2月号, pp.74-75.
「インターネット言語学情報 第17回 オンライン辞書・語彙検索」
『月刊言語』第28巻(1999)5月号, pp.88-89.
「インターネット言語学情報 第20回 人文科学全般(2)」
『月刊言語』第28巻(1999)8月号, pp.106-107.
「インターネット言語学情報 第23回 ソフトウェア」
『月刊言語』第28巻(1999)11月号, pp.86-87.

「言語学 オン ザ WEB」

「言語学 オン ザ WEB 第1回 e博言学」
『月刊言語』第33巻(2004)1月号, pp.90-91.
「言語学 オン ザ WEB 第7回 テキスト・ツール」
『月刊言語』第33巻(2004)7月号, pp.76-77.

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